​認知処理療法(CPT)とは

トラウマ(心的外傷)的なできごとがあり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状をもつ方のための、エビデンスに基づいた認知行動療法です。

トラウマに関連した考えがあると、自然な感情が歪められるか、あるいは感情をまったく感じなくなってしまいます。CPTはPTSDの症状が続くような歪んだ考えを修正するのに役に立ちます。

最初の段階ではPTSD症状を引き起こしたトラウマ的な出来事をどのように「振り返るか」に取り組み、自分を責める考えやトラウマが起こった理由について考えていきます。

これらの問題が解決されると、5つのテーマ(安全、信頼、権力/支配、自尊心、親密さ)のそれぞれにおける現在と未来のトラウマに関連した考えを修正する段階に移行していきます。

サイキアでは1回50分全12回のプログラムのうち、最初の4回分を通常カウンセリングで行い、その後の8回分をプログラムで行っていきます。

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どんなトラウマに効果がありますか?


1回の大きなトラウマ(例:銃乱射事件)に対しても、複数回のトラウマ(例:幼少期の度重なる性的虐待)に対しても効果的に用いられています。CPTはもともと成人のレイプ被害者のために開発されましたが、この治療法は多種多様なトラウマ(戦闘、身体的暴行、銃暴力、自然災害など)に適用されています。



トラウマがあるけれど、PTSDではないと言われてしまいました……

CPTはPTSDの症状を持つ人のために開発されていますが、PTSDの診断基準を完全に満たしていなくても効果が期待されます。また、トラウマに関する抑うつ症状の大幅な軽減、睡眠の改善、人間関係の困難さの軽減をもたらすことが分かっています。